2011年02月18日

裁く権利はない

チャイルド44 上巻 (新潮文庫) [文庫] / トム・ロブ スミス (著); Tom Rob Smith (原著); 田口 俊樹 (翻訳); 新潮社 (刊)チャイルド44 下巻 (新潮文庫) [文庫] / トム・ロブ スミス (著); Tom Rob Smith (原著); 田口 俊樹 (翻訳); 新潮社 (刊)


飢えた村の兄弟が、
猫を追って森へ。
戻ってきたのは弟だけだった。

時はたち、スターリン政権下のモスクワ。
国家保安省捜査官レオは、ある事件から同僚の策略により片田舎へと送られる。
そこで遭遇した惨死体は、彼がモスクワで遭遇し、無いはずのものとした子供と酷似した死体だった。



って感じのあらすじ。
あまりミステリーは読まない、のですが、
こういうのは好きなのだなあ、と自覚。
二年前位のこのミス1位。
だから、「何を今更」って声が聞こえてきそうです。
伊藤計劃のブログ見て知ったので、
さんまにとっては順当。

なんと言うか、表現は非常にシンプル。
だからこそ、
子供は殺されたのだと訴える両親を取り巻く一人になっていたり、
護送される列車で震えながら座っている一人になっていたり、
子供の殺人の噂話をする一人になってたり、
自分の目線が、非常に物語に近い場所にあるように思えた。
すっごく読みやすい。
ふんふん、と読めてしまう。
傍観者目線が何処までも続くので、読みやすいです。
スターリン政権下のソ連って……((゚m゚;)って感じだ。
それにしてもツボな話ではありました。
ミステリーと言うか、なんと言うか。
大体犯人は最初から絞られる感じではあるので。

続編も出てるので気になるところ。
実際にあった殺人事件をモデルにしてるので

子供たちは森に消えた (ハヤカワ文庫NF) [文庫] / ロバート・カレン (著); 広瀬順弘 (翻訳); 早川書房 (刊)

これ読みたいなあーって思った。

そう、基本さんま猟奇殺人に弱い。
posted by さんま at 22:24| 広島 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読めヨメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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