2011年03月13日

Guests of the Ayatollah

ホメイニ師の賓客〈上〉―イラン米大使館占拠事件と果てなき相克 [単行本] / マーク ボウデン (著); Mark Bowden (原著); 伏見 威蕃 (翻訳); 早川書房 (刊)ホメイニ師の賓客〈下〉―イラン米大使館占拠事件と果てなき相克 [単行本] / マーク ボウデン (著); Mark Bowden (原著); 伏見 威蕃 (翻訳); 早川書房 (刊)


1979年11月4日テヘランのアメリカ大使館で始まった444日に及ぶ事件の全貌。
アーヤットラー・ホメイニを精神的支柱とする急進的イスラム主義の学生たちの目的は、
前国王の身柄引き渡しを求める穏健な抗議行動。
て、まあ大使館に乗り込んできたあたりで穏健か、言われると困るが。
学生たちは事態を政治的に利用しようともくろむ勢力の参入で混迷し、
結果66名のアメリカ人の大半を人質として1年以上も監禁する事態に発展する。

『ブラックホークダウン』作者のノンフィクション。


な、この作品。
ブラックホークダウンは映画にもなったかの有名な話。
そっちは1993年10月3日、内戦が続くソマリアの首都モガディシュでの話なのですが。


これですね、
政治も宗教も人間が動かすもの、と思わせて、
学生運動から派生した某事件とかを脳裏に過ぎらせます。
何はともあれ、悪いことは悪いことで。
なんで作戦が失敗したのかとか、ふんふん、って感じだ。
最後のほうはぐっちゃーって時代背景。
イラン・イラク戦争とか大統領選とかソ連のアフガン侵攻とか。
読み物としてぐいぐい読めます。
この後にアレか、あの事件か。とか、
現代史スキーには中々の一冊。

上下巻で二日かかった。
結構時間食った。
現実逃避も兼ねて、読んでた。
posted by さんま at 22:12| 広島 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読めヨメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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