2011年08月23日

一つの心が消えて、一つの世界が消滅するのだ。

動物農場 (角川文庫) [文庫] / ジョージ・オーウェル, George Orwell (著); 高畠 文夫 (翻訳); 角川書店 (刊)

とりあえず、
このヒトちょっといいかなーって思うヒトと本屋に行って、
「最近読んだ面白い本ある?」
なーんて聞かれた時に
「ええっとねえ、ジョージ・オーウェルの動物農場☆」
なんて回答はしないほうがいいと思う一冊。
それはダメ、ゼッタイ。
むしろ、それで
「マジ?? おれもオーウェル好き」
なーんてレスポンスなら結婚だ、いや、やっぱヤダ。



寓話、なんですけどね。
社会主義というか、スターリン主義を痛烈に批判してて、
でも寓話、なんです。
すごーい面白い。
動物たちが農場主の対応の悪さに反乱して、動物だけの農場を作るぞー!!
って話なんだけど、
これがねえ、面白い。
シュール。
シュール好き+現代史スキーにはたまらん一冊。
世界の歪みをここまでわかりやすく!!
という感じです。

ほかにも短編があって、
なんだろうなあ。
描写がリアルだけど客観的。
一歩引いてるわけじゃなくって、当事者目線なんだけど、
なんだか、目に映る世界を箱庭のように見ているような、
でもそれは現実だから、ナマいんだけど、
うーん、不思議な世界観です。



本棚に入れたら、
結構な角川文庫占拠率ということに気付いた。
posted by さんま at 22:12| 広島 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読めヨメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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