2011年11月09日

港町十三番勝負@呉【追記】

やっと、なんか、ちゃんと、
気持ちを整理して語れるような気がするので、
いや、まだ全然な気もするけど、

とりあえず、語ります。
「安田顕ひとり語り 港町十三番勝負」@呉



このワードで引っかかってご来店いただいてる方もいるよう。
すみませんね、
舞台の内容かと思ってきたら、
こりゃなんとまた根暗なブログでね、
ほんとすまんね(´・ω・`)


姉の車で呉まで。
「クレアライン??」
「馬鹿言うな。無料じゃないんだぞ」
ということと
「海が見える道が良いの」
ということで。
「そろそろ海みえるぞ」
「海?」
ということで、どうでしょうファンのお約束、
「「うみだー!!!」」♪あったらしい〜たびがここからはじま〜る♪♪

と、馬鹿やりながら呉へ。




高校の体育館並みのキャパの開場。
グッズ買うために並んでましたが、ちらりと会場みると、
なんだかスクリーンに何か映ってる。
ちゃんと観たら
「中継☆楽屋」の文字。

つまり、あの姿見の前に机置いて、さらに座布団も置いて、
座りながらどうらん塗ってるであろう彼は、
「ヤスケンだ!!!」
ということ。
もう、開演前からテンション上がる。
後でいろんな人のブログみたら、ジャージだった場所もあるみたい。
でも、呉は浴衣でした。
和装が似合うヤスケンさん。
しかも、リアル楽屋。
ぼーんと鞄があって、ドライヤーらしきものがあって、
一通り塗り終わったら座布団をおろして、謎のストレッチ。
明らかに
「どこのばしてんだ(´・ω・`)??」
というストレッチもあった。
で、静止していない安田さん。
最後は浴衣のオビをほどいて、パンイチ。

ワタクシね、思います。
大好きな俳優さんがパンイチになったら、悲鳴だと思うけど、
国民は違う。
爆笑だから。悲鳴でも黄色いから。
まさに、黄色いから。

で、前は緑、後ろは青なボクサーパンツ一丁でフレームアウト。

ざわめく国民
「え? やっぱパンイチ??」
「まあ、脱ぐのが国王様だし」
「パンイチ??」
誰も否定しない。
パンイチを誰も否定しない。


暗転舞台に、本人曰く「焼き鳥屋」な衣装で登場。
畳み掛けるように、すごい声量とスピードで、
ブラームスの一番




謎の指揮と動きに合わせて語られるのは、
脱肛とフキの葉っぱで尻拭くな、というお話で。

んで、「完」なわけで。

「えええー」どよめく会場。
で、照明ON。
「ここからはアフタートークです。本編終わりましたよっ!!」
と、テーブルにご当地おつまみで酒飲む安田さん。
呉は
・小イワシの天ぷら
・牡蠣
・広島菜
でした。

ちなみに、灰皿+酒。
客席からすかさず「海老蔵っ!!!」
「ワタシが言ったわけじゃありませんよ?」
という安田さんの返し。
これ、モテリーマンのネタらしいです(´・ω・`)


何をするのかわかんない舞台でしたが、
そんなのは会場に入るまでの疑問。
会場に入っただけで、国王様の世界です。
ぐいんと引き込まれます。

様々な形態で一人語り。
おもにこちら↓↓↓
北海道室蘭市本町一丁目四十六番地 [単行本] / 安田 顕 (著); 幻冬舎 (刊)
の内容で語られるわけですが、
いろんな形態の一人語りですから、
落語っぽかったり、弁士っぽかったり、最終的には弾き語りだったり。
映像も世界観たっぷりで味があって、
ああもう、どっぷり。

舞台がね、シンプルで素敵なの。
安田さんが手動で開け閉めするスクリーンと、
最初はテーブルになってるパイプ製の直方体。
立てると、弁士のテーブル。
一方を立てればベンチ。
一本はずして、杖。

なんと言うか、
五歳、十歳、十五歳と年齢を徐々に重ねていく風景がね、
見えるんですよ。
安田さんはお父上であるヒロシさんになってるわけですが、
安田さんがちっちゃいころのお父上、
安田さんが大学生なころのお父上、
現在のお父上、
などなど、衣装もライトもなーんにも変わってないのに、
見えるの。

舞台セットだって、パイプの直方体しかないのに、
見えるの、リビングが。
そこにあるの。


ガラスの仮面現象です。
「……おそろしいこっ!!!」
みたいな。
白目つながり、的な。

映像がねえ、また素敵なんだ。
お母様が美人ねえ、と。
安田さん、女装問題ないじゃん。
NACSで唯一女装してない人な気がしたけど、
問題ないよ、安田さん。


安田さんだけど、安田さんじゃない。
憑依型ってヤツでしょうか。
ぐいんぐいんと引き込まれて、
公園のベンチに座ってるように見えるの。
背景が見えてしまうのです。

スゴイ役者ってのは、こういうことを言うんだ。
引き込まれるっていうのは、こういうことだ。


どういう表現が一番なのか、
よくわからないけれども、
押し付けでも、売り物でもない
家族愛が、無味無臭であふれ出ている舞台、だった気がします。
なんだか知らないけど、「いいなあ、家族」って、
そんな気になったりする。

ただもう、スゴイものを見せられた感覚。
何度も観たい。
毎日みたい。
中毒性とはこのこと。


魅せる、というのはこういうことだ。
今まで観てきた舞台の中で、一番好き。
一番大好きな舞台。




なんか、やっぱり上手に文章に出来ない。
まだ書き途中ということで、
うん。今日はこの辺で。
posted by さんま at 21:28| 広島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 観ろミロ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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