
味覚日乗 (ちくま文庫) -
読了。
文章上品。
食べるものも、ジャンクってない。
味覚が狂えば、人としてもおかしくなる。
食事を丁寧にすることが、
丁寧に生きること。
人間は、
食べたもので出来ている。
だから、
丁寧に食べれば、丁寧な人になる。
難しいことじゃなくって、
季節のものをいただいて、
自然のものを頂く。
そういうのが、豊かさ、って言うんじゃないかな。
でもそれって、当たり前のことだったはず。
食品添加物やら、何やら、
長持ちさせるために、
なにやら大切なものを無くしたような、
美味しい文章の中に、
そんなことをふと思った一冊。
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