花の模様。
それは星空に似せて、
天を天に写すのだ。
トルコの地方のモスクはどれも銀色ピカピカの屋根に高いミナレット。
屋根が太陽光に反射して、
遠くのキャラバンでも位置が確認できることが目的。
で、コンヤに到着。
ぐるぐる回るホジャ先生。
掲げた手のひらで天の力を得て、それを人々に分け与える。
信者を作らない教えのホジャ先生。
どうもトルコの人々のイスラムってのは、
他の中東イスラム各国とは違って、大分ゆるやからしく、
女の人もモスクに入れるし、
チャドルを頭からかぶってる人は少ない。
色とりどりのスカーフをおしゃれに巻いてる。
カカア殿下らしくって、家で邪魔な旦那様は追い出されて、
近所のチャイハネでチャイを頂く構図。
そして強制されることが大嫌いな騎馬民族トルコ人。
思い出した時にメッカに向かってお祈り。
ちなみにドーハの空港には女の人専用のお祈りの場所があったし、
手荷物検査場でメッカに向かってお祈りしてる人がいた。
空の五つ星カタール航空はメッカの方向をテレビで知らせてくれる。
つまり、トルコは
だらけきった信仰。
好きだぞ、そういう信仰(*´ω`*)
メブラーナ博物館。
世界史の教科書で、
ぐるぐる回るイスラムの宗派の写真があったじゃん。
あれの総本山。
ホジャ先生並びに先生方のお墓があるのです。
基本モスクは土足禁止。
シャワーキャップみたいな物体を装着。
これってムレるよな。。。(゚Д゚)
中は撮影禁止だったけど、
棺桶にそれぞれターバンが巻いてあって、
先生だと緑色。
ホジャ先生の教えを学んだ人はまず地方でその教えを人に伝えて、
「あーもう俺引退だよ」
って思ったらこの学舎に戻って先生になるんだって。
てか、年とったら
携帯用コーラン読めないから、
老眼になったら引退なんじゃないかと推測。
トルコは装飾のきれいなコーラン発祥の地で、
ヨーロッパの本の初版本並みに装丁が芸術的。
それに並んで、
マホメッドの髭が入ってるらしい箱を見物。
偶像崇拝禁止なイスラムのお宝。
仏舎利みたいなものですかね。
とっても優しい教えのイスラム。
つくづくニュースだけで判断すると偏見の塊になるなあと思った。
某黒人解放運動家がイスラムの教えに目覚めたってのも、
分からないことないなあ、ってちょっと思ったりした。
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